母の最期の日々その4

実家問題
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翌朝10月24日(火)です。

昨日と特に変わった様子もなく、逆に持ち直した?!みたいに見えました。

ただ息をするたびに喉の奥で「からからから」と痰が絡んでいるような音がしていました。

私

看護師さん来たらこの痰吸引してくれるかな?

でも、もしかして死の間際なのにまたつらい痰吸引する必要ないかもなぁ?

どうしようかなぁ?

私はいつもの朝と同じく朝ヨガもできて、特に母のお世話をするようなことはありませんでした。

9時半ごろベテラン看護師さんと新しく入られた看護師さんと二人で朝の処置をしに来られました。

私が、昨夜は気になってあまり眠れなかったと言うと

ベテラン看護師さん
ベテラン看護師さん

そんなんだめ。

もうやれることは全部やってるんだから

自分の生活を大切にして。

掃除機かけたりお皿洗ったり、音は聞こえてるから。

普段通りに過ごせばいいの。

お母さんはそれで安心するんだからね。

もし、買い物行ってる間に亡くなったら

それはお母さんの意思なの。

○○ちゃんに看取ってほしかったら、

絶対に待ってくれるからね。

お母さんは家に帰って来れて

思い残すことなんてもうないんよ。

いつも通りが一番いいのよ。

号泣したいのをグッとこらえてただただうなずきました。

まず、おむつや蜂窩織炎の傷口や褥瘡の手当。初めてその傷口を遠目で見ました。なんてかわいそうなの!というくらいの傷で

私

お母さん、ごめんねぇ。

こんなに酷いことになっていたのに

いっつも痛いと言ってたのに

適当にあしらうみたいなことしてたね。

辛かったねぇ・・・

と思いながら見ていました。怖くてじっくりとは見れませんでした。

看護師さんたちは特に念入りに処置してくれてるように見えました。

口腔ケアも最近できていなかったんだと思います。すごく丁寧に歯を磨いてくれて、口内に溜まっていた唾液の塊みたいなものもすべてきれいに除去してくれました。

ベテラン看護師さん
ベテラン看護師さん

痰も取っとこうかぁ

ということで、口から鼻からチューブを奥までつっこみきれいさっぱり痰も取ってくれました。

かろうじて母は『ひはい(痛い)』とは言ってましたが、ぺちぺちと看護師さんを払いのけたりする元気はなく、ただされるがままでした。

それでも、すべてがきれいに整いさっぱりして、なんだか母の顔が元気になったように思えました。

ベテラン看護師さん
ベテラン看護師さん

ほな、○○さん

また夕方くるからねぇ

やはり、家に帰って来れてきれいにしてもらって元気が出たのかな?看護師さんもまた来るって言ったし、今日はお迎えまだかな?まだ1週間とか2週間とか家で過ごせるかもなと思ってしまいました。

ですが昨日までとは明らかに様子は違いました。

今朝はずっと目を開けていて右手を空にあげてばかりでした。その手を取って

私

どうしたん?

痛いの?

こわいの?

お父さんか?

など、声をかけるも何も反応してくれず、ただ天井のある一点を見つめて手を上げ下げしていました。

母には何かが見えているのか?そんなことも考えましたが、それはこちらの勝手な妄想です。

今思えばそれが最期の時が迫っている合図だったんだろうなということです。

それでは今日もありがとうございました(@^^)/~~~

まだもう少し続きます。

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