父の症状を綴っても、この梅雨空のように曇りがちになるだけなので、明るい未来のお話しを少し。
大学4年長男の最近の動きです。
内定が出た後の過ごし方
就職に関しては結局、最初に内々定をもらったところに決まりました。もう一つのところに断りの電話をかけるのが嫌だとずっと言ってましたが、なんとかミッションは果たして、『他所でも頑張ってください。また、ご縁があればよろしく』というようなことを言われたそうです。介護職に就く男子なんてあまりいないだろうから引く手あまたですね。
👆この記事で書いておりましたが現在は、知的障がい者のグループホームに週2回アルバイトに行ってます。
9時から16時までの時と、16時から翌朝9時までの時とあるそうで、すべてが驚きの連続だそうです。
私にはとても務まらない仕事です。
知的障がい者のグループホームでアルバイト
今は経験者の先輩と二人体制で一つの家(入居者5,6人くらい)でお世話をしているけれど、そろそろ一人でやらないといけないかもだって。
なんと、朝食と夕食を献立から買い物まですべて自分でやらないといけないそうで、そんなことある?状態(@_@;)
一人暮らし歴3年と言ってもたいした料理を作れるわけでもない子が、Max7人分の料理とか想像するだけで地獄です。ある時はおかずが足りなく、ご飯でごまかしたって。
障がいの度合いによって家が10棟ほどあって、最初の2回は一番重い障がいの人がいるホームだったそうで、入浴介助の時、ある入居者さんに顔面パンチくらったそうです。
息子が風呂場に入るとその人が頭を鏡に打ち付けだしたので、制止しようとしたらあばれてパンチを浴び、息子のメガネが吹っ飛んだって。
まあ、偶然振り払った手が当たったのかもしれませんが。
幸い、誰も何も傷つかなかったそうですが、もしメガネが壊れたり目に怪我したりしたらちゃんと保証してくれるの?って聞いたけど、分からんだって。なんていい加減な。いろいろ心配です。
世の中の空き家増えてる問題で、政府が空き家をグループホームとして使うことを後押ししてるから、こういうの増えてるそうです。
自分のことは自分で出来る人や、何もできない人、薬の管理、入浴、トイレ、お散歩、掃除洗濯などなど、聞いてたら気が遠くなるような作業量です。いつも夕飯の献立に頭を悩ませてます。
お母さんたちみたいな主婦の人にぴったりな仕事やと思う。
おばちゃんたちの人のあしらい方がものすごく上手で尊敬。
入居者は若いというよりだいたい5,60代のおじさんなので、特にトイレ介助と薬の管理、同じことばかり質問してくる人などなど、知らなかった現実を知ることが出来て為になると前向き発言!(^^)!
嫌になることなく、頑張って働いているようで頭が下がります。
スタッフにはどんな人がいるのか聞いたら、年配の主婦の人やリタイアしたおじいさん、そして若い男子も一人いるって。
その若者はとてもひょうひょうと仕事をこなしているそうで、週3回休みあるし時給高いからバイトしてるってことで、【人の役に立ちたい】などの志しが高いわけではないけど、かれこれ3,4年は働いていて、要領よく淡々としているんだって。
そういう境地にでもならないと、なかなか若者が勤められる仕事ではありませんね(;´Д`)
夕方4時からの勤務で(通勤や買い物の時間を考えたら決して高い時給だとは言えない)夜の9時、10時頃までにすべての仕事を終わらせることが出来るそうです。
あとは朝まで自由時間だから慣れたら楽だと言ってますが、担当ホームによっては、夜中のトイレ介助で間に合わずおもらししたり、トイレもいつも濡れていて掃除ばかりとか、そりゃもう大変(@_@;)
そもそも、老人介護のホームと思って応募したアルバイトが障がい者のグループホームだったわけで、私にとっては興味をそそられることになりました。
長兄に直結するかも?
その人たちの入居費用とか個人的な背景とかは全く知らなくて、ただその場でのやらなければならないことをやっているだけだから、システムとかもなにもわからない。
そんな世界が世の中にあることも知らなかったわけですが、とても気になるというか、私にとっては知りたいことだらけ。
なぜなら、長兄が父母亡き後どのようにして生きて行けばいいのか、私も次兄も途方に暮れているからです。
今後は兄たちの行く末のこともとても心配なのですが、今はまず日々悪くなっている父がどうか安らかに旅立てるよう、準備しながら悶々と過ごしております。
昨夜は久しぶりに長男がうちに来て、夕飯作りを手伝ってくれたり、私の日頃のうっぷんを聞いてくれたり、とても頼りになる子に成長してくれて、唯一の救いです(*´з`)
ストレスというか今後への不安感で、最近はどうしても甘いものに逃げてしまい、せっかく16時間ダイエットで少ーしだけ痩せたのに、戻りつつあることがまたストレスになってたり(^_^;)
親の最期を迎えるにあたり
このような状況ですが、日々私が思っていること。それはもっともっと早めの準備が必要でした。すべてが遅いんです。後回しにしすぎたことです。
親が何とかしてくれると思っていたら大間違い、全部自分たちに跳ね返ってくる、というとても悪い例の我が家です。
これからまだまだ身をもって体験していくことになりますが、なんでも勉強です。得た知識をまたブログで綴っていけたらなぁと思っています。
それでは今日もありがとうございました(@^^)/~~~
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コメント
息子さん、おめでとうございます!
グループホームでのアルバイトもなかなかできることではありません。
素晴らしいなぁ~と感心しながら拝読しました。
なんだかね~ こんなお仕事で、色々な人を支えている。
嫌な事件が多くて・・・ちょっとモヤモヤしていたのですが、温かい気持ちになりました(*^^*)
greyさん、ありがとうございます。
ただただ家に居て介護と兄たちのご飯作りをしているとすっかり滅入ってしまって・・・・
結局は自分の子供が一番の癒しです。
子供のこと以外楽しみが何もないなんてね(泣)
最近はブログを開けることもままならずでしたが、コメントが入っていて嬉しかったです。
明日は久しぶりにヘアカットに行くので自分自身を労わってこようと思います(*^^*)