今日は両親のゆうちょ銀行の相続手続き完了してきました。
ゆうちょのいいところは全国どこでもいいことです。
我が家の個人的な手続きの話しですが、どなたかの参考になればと思います。
まずは郵便局へ
父は去年の6月、母は10月に亡くなりました。
死後半年くらいは還付金などが振り込まれるため、すべてが終わるまでほったらかしにしておりました。
父の口座については、生前と死後でほとんど預金を下ろしていましたので残高は10万円未満。
母の口座は100万円以上残っておりましたが、下ろしていませんでした。
今年の6月に1周忌で実家に帰省した折、近くの郵便局に出向き二人の通帳持参で『亡くなったので解約したい』と申し出ました。
兄2人いるのですが、二人とも手続き事は不得手なので私が代表して手続きしたいと告げると、私と父母との関係を戸籍謄本で確かめられ、代表相続人として認めてもらえました。
その際、私が富山県在住なので、郵便局は全国どこでも手続き可能だということで、今後の手続きは富山でとなりました。
追って、貯金事務センターからいろいろな書類が私の住所に送られて来て、それに必要事項を記入し、先月地元郵便局へ出向きました。
突然行ったので時間はかかりましたが、とても親切に教えてくれましたので、なにも嫌なことはありませんでした。
父の口座
父の口座には10万未満しか残っておらず、私の署名と実印だけでその場で手続き完了。謄本なども不要でした。
1週間ほどで【払戻証書】が郵送されてきました。小切手のようなものです。
ちなみに田舎だと新聞の【お悔やみ欄】に載ったりして、それを金融関係者が毎朝チェックして口座凍結すると噂がありますので、新聞に載る前に下ろしましょう。
母の口座
母の口座には100万円以上残っておりましたので、【相続手続き請求書】というものに相続人全員の署名と実印、6か月以内に発行の印鑑証明書が必要でした。
8月初めの初盆参りに帰った時に兄たちに実印と印鑑証明書をもらい(長兄は自分で出来ないから私がマイナカードを預かってコンビニで発行しました。自分で出来る?と聞いたらぶんぶんと首を横にふったもので)
ゆうちょは予約して
本日、最終手続きに行って来ました。前回『次は予約して下さいね』と言われていましたので、予約して行きました。
諸々の手続き中、職員の方がパソコン作業しているうちに『あ、パソコン固まった!午前中も一回固まったのよねえ。時間大丈夫ですか?』と聞かれたので、時間の余裕も大事。
郵便局も古いですからねえ。パソコンも古いのか?
金融機関のパソコンが古いって。こんなんでいろんな管理大丈夫なんだろうか?
解約から入金まで
父の分は先月送られてきた【払戻証書】を出して現金を受け取り終了。
母の分はいろんな書類(謄本など。うちは法定相続情報一覧図を作成していたのでそれ)を提出し、後日【払戻証書】が送られてきます。
本来は私のゆうちょ銀行口座に振り込みなのだけど、去年に解約してしまっていました。もう一度作るように言われるかと思いましたが言われませんでした。
ちなみにゆうちょは相続貯金は他行には振込できない決まりなんだって。
まとめ
- 死亡後半年くらいはなんやかんやと還付金があるので解約せず
- 生前や死後、あまり目立たない金額で下ろしておく(死の直前100万下ろしたこともあるけど何も言われず)
- 全員の実印などがいるかいらないかの分岐点ははっきり教えてくれず、父の場合は10万円未満だったので私の署名とハンコだけでOK
- 母の場合は100万円以上だったので、全員の実印と印鑑証明と出生から死亡までの戸籍謄本などが必要。うちの場合は【法定相続情報一覧図】を作成していたのでそれでOK
- 最終振込は代表相続人のゆうちょ口座に振り込み、または【払戻証書】が郵送される
- 手続きに行く前に一度電話した方が良い、案外時間がかかる
ということでした。
父のメイン銀行であった某大手都市銀行は去年のうちに解約しましたが、電話でのやり取りだけで後は郵便で済ませられましたから案外楽でした。
郵便局はアットホームで親切な印象。対面であれこれと教えてくれながらの作業だったので、時間はかかりました。
いずれにせよ、父母のお金関係のことはこれでおしまい。
あっ、母の保険のことがあるのですがそれはまた明日。
長々とお付き合い頂きありがとうございました(@^^)/~~~
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