夜中に目を覚ますごとに、あ、電話がない、ほっとしてまた眠りにつきます。
そろそろ親戚(母の妹さんと父の妹さん)に状況を伝えておこうと電話しました。
まずは母の妹さん。おしゃべりが止まらない方ですが、数少ない身内の人としゃべるのは安心感があります。
近いうちにお葬式をすることになるけれど、無理に来なくていいと伝えました。おばちゃんはだいぶ前から網膜剥離で目がほとんど見えなくなっているのです。それでも、買い物に行き料理もしているそうで恐れ入ります。旦那さんは脳梗塞で少し麻痺が残っているので、きっと夫婦二人で何とか協力して暮らしているんだと思います。
叔母はいつも兄二人のことを気にかけてくれます。特に長兄は叔母にとって初めての甥っ子で小さい頃はよく遊んでくれたみたい。
当時は発達障害という概念がなく、母が子育てにイライラしてしょっちゅう長兄に対して怒鳴ったり叩いたりしていたそうです。おばあちゃんが『あんた、こんな小さい子にそんなことしたりな』と注意してたそうです。だから長兄は幼い頃からびくびくして自信がなくて人のことが怖くなってしまったんじゃないかと言ってました。
電話を切ってこの話を次兄にしたら
『お父さんもよく怒ってた。これでもかって言いながらげんこつしてた』
と聞き、なんだか本当にかわいそうになってしまって、長兄に対して『なんなん?この人』って思うことばかりの私ですが、両親から厳しく育てられ愛情をあまりかけてもらえなかったであろうと思うとなんだか切なくなってしまいました。
長兄は一度も母の施設に行ったことがありません。最後に一目会いたいかなと思って次兄に言ってみました。連れて行ってあげようか?と。
でも、次兄は、本人が行きたいと言わないんだしそんな気もないんやろうから別にいいんじゃないかと言います。
なので、結局私も声をかけることが出来ませんでした。長兄が通っているデイサービスの休みは次の木曜日です。それまで母が持ちこたえてくれたらやはり声をかけてみようと思います。
数日前に書いていた長兄の印鑑登録の件は、きちんと委任状をダウンロードして記入してくれていました。やれるんだけど、とにかく人が苦手で怖いんでしょうねぇ。
もう61歳ですし、この先心配過ぎるのですが、お父さんお母さんにも責任はあるんだから、いいように導いてくれるように毎日仏壇に手を合わせようと思いました。
それでは今日もありがとうございました(@^^)/~~~
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