昨夜は、映画『汝、星のごとく』を見てきました。
横浜流星さんと広瀬すずさん主演の映画です。
普段なら絶対に見ないような恋愛映画ですが、原作を読んで映画化されると知ったときから、「これは見に行かないと!」と思っていました。
そもそも原作を読んだきっかけは、馴染みの美容室の方が「号泣した」とお勧めされたので。
号泣こそしなかったものの、情景が頭に浮かび、読後も余韻に浸れるお話でした。
そんな作品が映画になったのですから、楽しみにしていたのです。
2時間にまとめるのは難しいよねぇ
映画を見終わった率直な感想は、
「あの内容を2時間にまとめるのは、無理があるよねぇ」
でした。
俳優さんたちは、みなさん素晴らしい演技だったんです。
でも、原作を読んでいる私としては、どうしても物足りなさが残りました。
原作で描かれていた登場人物の心情や、それぞれの関係性。そういったものを限られた時間の中ですべて表現するのは、やはり難しいのでしょうね。
原作を知らない人が映画だけを見て、二人の関係性や心の動きを十分に理解できるのかな?
そんなことまで考えてしまいました。
結局、良い映画だったのか、つまらなかったのか。
自分でもよくわからない、なんとも消化不良な気持ちです。
俳優さんたちの演技は素晴らしかった!
まず、木村佳乃さん。
夫が自分のもとへ帰ってこなくなってから、だんだんと不安定になり、娘である広瀬すずさんを責めたり、精神的に縛りつけたりする母親を演じています。
その発狂する場面などは、まさに女優魂!
さすがだなぁと思いました。
どのキャストのみなさんも主演級の方ばかり。それぞれの役にぴったりハマって良かったんです。
ただ、映画化が発表された当初、主役の女の子については少し思うところがありました。
横浜流星さんについては、
「うん、ぴったり!」
広瀬すずさんには、
「ええー、美人すぎる!」
私の中では、古川琴音さんのような雰囲気の女の子を想像していました。
ものすごい美人というより、どこか親しみやすさがあって、それでいて魅力的な顔立ち。
そんなイメージだったのです。
ところが、さすがは広瀬すずさん。
個人的には特別好きな女優さんというわけではないのですが、演技は本当にハマっていました。
幸薄く、どこか影のある人物を演じるのが、とても上手なんですよねぇ。
最初は「イメージと違う」と思ったのに、映画を見たら納得させられてしまいました。
横浜流星さんの京都弁が気になって……
一方、横浜流星さんは、原作を読んでいたときからイメージにぴったりだと思っていました。
ところが、映画を見ていると、なんだか嫌なやつに見えてしまう。
「あれ? 私が思っていた主人公の男の子と違う。なんか好かん……」
なんて思ってしまったのです(笑)。
なぜだろうと考えてみたのですが、もしかすると京都弁に違和感があったからかもしれません。
関西人の悪いところでしょうか。
少しでもイントネーションが違うと、「なんか嘘くさいなぁ」と感じてしまうんですよね。
こういう役こそ、ネイティブの人を配役したらいいのに……なんて、つい思ってしまいます。
そういえば、『国宝』でも横浜流星さんは京都出身の役柄でした。
あのときも、言葉の部分でほんの少し残念に感じたのでした。
とはいえ、横浜流星さんの演技もすごかった!
木村佳乃さんの女優魂も圧巻でしたが、横浜流星さんはまさに役者魂という感じ。
特に、最後の激痩せした姿は、本気で心配になるレベルでした。
監督さんに「やりすぎだ」と叱られたほどだったそうです。
そこまで役に入り込むなんて、すごいですよね。
原作を読むのは映画のあとがいい?
さて、今回の映画を見て、改めて思ったことがあります。
映画は、原作を読まずに見たほうが楽しめるんじゃないか、ということです。
以前見た『国宝』は、原作をまったく知らない状態でした。
だからこそ、余計な先入観を持たず、目の前の物語に素直に感動できたのかもしれません。
その後に原作を読んでみたら、映画では描ききれなかった細かな描写や、登場人物の心情がより深くわかり、「こんなに奥が深くて面白い本だったんだ!」と思ったのです。
一方、『汝、星のごとく』は、先に原作を読んでしまっていたため、どうしても原作と比べてしまいました。
今回の私なりの結論は……
映画を見てから、原作を読むのがいい!
ということになりました。
ちなみに、私の『汝、星のごとく』の評価は、星3つ。
原作を読まずに映画を見ていたら、もしかすると星4つだったかもしれません。
原作を読んでから映画を見る派のみなさんは、どう感じるのでしょうか。
それでは、今日もありがとうございました( ^_^)/~~~
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