84歳父の同じ話に付き合う

実家問題
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今朝は、父から電話がありました。

次男にお年玉ならぬ『お春玉』を送ったと。

年金生活で苦しいと思うのですが気前は良いです。

私が実家に帰省する時の交通費もいつもくれます。

父のいいところはケチじゃないところです(~_~;)

施設の男性看護師さんへの愚痴

今日もある男性看護師さんの愚痴を言ってました。

今度は何があったんだと聞いていると、前回も前々回も同じ内容で、『もうそれは聞いた』と言いたいところをグッと堪えて聞きます。

父が一番頭に来てるのが、母の痰の吸引をその人がしようとした時、母が口を開けないから吸引できないと言って吸引せずに帰ってしまったことみたいです。

『あの施設、経営体質悪いで。だからみんな辞めてしまうんや。せっかく慣れてもまた辞めて、あの男だけは辞めんから、どうしてもあいつが来ることが多い。ちょっとお医者さんに言うて、お医者さんの方からケアマネさんに言うてもらおうかと思うねん』

毎日見ている父が一番わかっているんだから、私は父の愚痴に付き合うしかないです(>_<)

父の昔話が過ぎる

あとは、先日の東北地震の話をしました。

実家もこちらも大した揺れではなかったのですが、私が、南海トラフが心配だと話したら、

『南海トラフは名古屋辺りがあぶないやろう。和歌山とか高知とかも。昔の南海地震は、小学校1年生頃やったかなあ。瓦落ちたりしたけど、津波は来んかった。あの頃は進駐軍が・・・・・・』

毎回、父と話すると、戦争中の話になり、進駐軍が出てきて、父のガラガラ声で言われても、まったく状況が分からず、なんで、南海トラフの話が進駐軍の話になるのか、さっぱりわかりません。

こうなってくると、私も上の空になって、『早く電話切りたい』と思ってしまいます。

そして私は、『ちょっと待って、何の話???』となります。

父の頭の中では当時の状況が浮かんでるんでしょうが、私にはさっぱりわかりません。

歳をとるほで、昔話をしたがり、そのことに気づいていません。

そういう意味では、私もお店の若い女の子に「数年前まではめちゃくちゃ忙しかったんやけどなあ」

とよく言ってしまってます💦

たまに昔の忙しすぎてのトラブルなどを話すと、その子も上の空かも(/ω\)

父は看護師さんやケアマネさんにも、大昔の話や戦争の話をします。

たぶん、なんの話か誰も理解できていないと思います。

しかも、相手の話をいつの間にか取って、自分の昔話に持っていくのでたちが悪いです。

果ては、以前初めてのスマホの契約のために訪れたUQモバイルの店員さんにも、50年くらい前の話をしだして、「なぜに今その話?」と、私が恥ずかしくて逃げ出したくなりました。

それでも、父の気持ちが晴れるのならと、出来るだけ聞いてあげるようにしていますが、何も頭に残らないので、ここに書けるような面白話はありません(~_~;)

実家は築40年弱

あとは、門扉が壊れたので早く修理しないと、安全上問題あるとか、松の木が古くなって倒れたりしたら、ご近所さんに迷惑かかるとか言うので、私はいっそのこと全部取り払ってコンクリートにしてしまえば、車庫入れも楽やし、手入れせんでもいいやん、と言ってます。

でも、父は、『お母さんが夢にまで見た庭付き一戸建てを、死ぬ思いで手に入れたのに、勝手にそんなこと出来ん。お母さんが知ったら悲しむわ。』と言います。

父は、お母さんを盾に、私たち子供の意見は聞きません。

実際母は、感情が薄くなっているというか、喜怒哀楽がなくなってきており、目が死んだ魚みたいになってると父は言うのです。

それなのに、片づける話になると

『いや、お母さんが・・・・・』となります。

私も父に何を言っても聞いてもらえないのはわかっているので、

『まあ、お父さんの家なんやから、私の知ったこっちゃないわ。お父さんの好きにすればいいだけやわ』と言ってしまいました。

父はそれはそれで悲しい気持ちになったのか、

『わかってるんや。いろいろ考えることがありすぎて、なかなか手が回らんのや。そりゃ、ええようにしたいとは思ってる』

私も父の大変さは十分わかっています。母のことももちろん心配です。

この先、胃ろうの話もどうするか話し合わなければなりません。

二人の息子たちの行く末や、特に長男ははどうやって生きていくのか?

などなど、父にばっかり負担がかかっているのはかわいそうと思います。

でも、何でも後回しにしてきたのは父母なんだと思ってしまう私は冷たい娘なんでしょう。

とにかく、4月半ばには帰省出来ると伝えて今日の電話を終えました。

いつも、電話を切るとどっと脱力です。

さて、仕事も繁忙期に入り、パートの時間も長めに入るようになります。

自分弁当も毎日作らなけらばなりません。

頭を切り替えて、「おべんたぐらむ」をまた楽しもう( *´艸`)

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