10日ぶりに母のところに行って来ました。
前から言っている『蜂窩織炎』と『褥瘡』が尾を引いているようです。
母はたった10日でさらに小さくなって手足は骨と皮だけになり、頭まで一回り小さくなったように思えました。
体から水分が抜けていってるからだそうです。
ちょうどクリニックの院長先生が診てくれていました。
先生に次会ったら聞いてみたいことがあったのですが、先生の方からお話がありました。
母の前では言いにくいことなので廊下に出ました。
もう、それだけで察するに余りある状況です。
体力がなく衰弱してきているのでもうそんなに長くはないというお話しでした。
いつも私が思っていることをぶつけてみました。
こんなに採血や点滴の針の刺し替えなどで
痛い思いばかりさせてかわいそうで。
点滴やめるなんて決心はつかないんですけど、
どうしようもないことなんですか?
こんなこと先生に言っても仕方ないのは充分わかっているのですが、ずっとずっと思っていたことをやっと言えました。
点滴外したら数週間で終わりってことになるけど、
そんなこと誰にも決められないことやわ。
その答えしかないのもよく分かっています。ただ、先生に聞いてもらいたかったのです。
ほんまにかわいそうや
かといって、何もせんわけにはいかんしなぁ
先生がかわいそうだと思ってくれているとわかっただけで満足です。
あとは、皆さんに頼ってすがるしかできないのですから、私は私ができることをやるのみです。
今の状態だと家に帰るのはとても無理だから、せいぜい会いに来てあげてとのことでした。
家で看取るという思いはもう叶いませんので、後悔しないようにせっせと施設に顔を出そうと思います。
今まで何度も、『もうダメかも?』と思っていましたが、今日がいちばん弱っていました。
母に富山から帰って来たよというと、ホントにか細い声で『お母さん元気か?』と聞いてくれました。
この『お母さん元気か?』という声も『ふぁふぁふぁふぁふぁふぁ』というようにしか聞こえないのです。いつもと同じことなのでわかったのですが、こうして会話が出来たので安心はしました。
背中をさすってあげていたらすぅっと寝てくれたので、今日のところはそっと帰って来ました。
明日からもできるだけ母に寄り添ってあげたいなぁと思います。
それでは今日もありがとうございました(@^^)/~~~
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