眠剤をやめてみたら眠れなかったんだって

双極性障害
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本当は、桜を見に一人で出かけるはずでした。
でも現実は、双極症の息子を乗せて病院へ向かう一日でした。


さて、本日3月31日。
仕事が休みだったので、天気が良ければ朝から“一人旅もどき”をしようと考えていました。

旅系YouTubeに感化されていまして——
電車に乗って、景色の良いところでふらりと降りる。
桜を探してのんびり散歩して、美味しいものを食べ歩いたり、ちょっと贅沢なランチを楽しんだり。

そんな一日を思い描いていたのですが——


あいにくの雨。
そして何より、急きょ次男が病院に行くことになり、今日は“運転手の日”となりました。

前回、2月19日の通院から、私は診察室についていくのをやめました。
もういい加減、親が付き添う必要はないだろうと思ったからです。

ところが息子は、「通院がめんどくさい」「先生ともう話すことがない」という理由で、次の予約を2ヶ月後にしてしまっていました。

それ自体はまあいいのですが、私が気になっていたのは「傷病手当金」の手続き。
ひと月に一度は受診しておかないと、証明書の発行に影響が出るのではないかと心配していました。

でも息子は、
「もうええやん、2ヶ月後で」
と言いながら、
「もし傷病手当もらえんくなったらどうしよう」
と、どこか不安そうでもありました。


そして昨晩になって、こんなことを言い出しました。

「診察は2ヶ月後やのに、薬は1.5ヶ月分しか出てなかった。足りんくなる。」

正直なところ、私は最近、
「もう病気は治ったんじゃないか」
「ただの甘えで引きこもっているだけなのでは」
と思ってしまうこともありました。

10日ほど前のことですが息子は試しに一度、睡眠導入剤をやめてみたそうです。
するとその夜はまったく眠れず、結局36時間起きっぱなしだったとか。

そんな経験もあって、薬がなくなることに強い不安を感じたのでしょう。
今朝、自分で病院に電話をして、急きょ受診することになりました。

結果的に、3月中に通院できたので、傷病手当金の書類の心配もなくなりました。
さらに、双極症の薬も少し減らしてもらい、今後は様子を見ながら徐々に減薬していく方針になったそうです。


病院の帰りには、「ハンバーガーが食べたい」と言うので、ゼッテリアでランチ。
そのあと夕飯の買い物をして、ケーキまで買って帰りました。

「久しぶりに買い物したら、なんか楽しかった」

そんな一言を聞いて、
ああ、随分と落ち着いた日常が戻ってきたんだなと感じました。

自分の楽しみを考えていた日に限って、家族の用事が入る。
これも主婦の宿命なのかもしれません。


10日ほど前には、少し調子を崩していた次男。
気分の波はどうしようもないので、その間はそっとしておき、
今日のように調子が良さそうなときに、少しずつ話をするようにしています。

「これから先、アルバイトでもできるようになったら……」
と、先の話もしてみました。

以前は「将来」という言葉を出すことすら怖がっていたのに、
そう思うと、それだけでも大きな変化です。

もちろん、すぐに働けるわけではありません。
また調子を崩すこともあるでしょう。

それでも、「そのうち」「できたらいいな」と思えるようになったことが、何より嬉しいのです。

親としては、どうしても焦ってしまいます。
「もう大丈夫なんじゃないか」
「そろそろ動けるんじゃないか」

そんな気持ちが顔を出します。

でも今日のように、薬がない不安で慌てたり、眠れないことで体調を崩したりする姿を見ると、
やっぱりまだ途中なんだな、と現実に引き戻されます。

良くなったり、少し戻ったり。
その繰り返しの中で、少しずつ前に進んでいると信じたい。


そして私はというと——
本当は今日、桜を探しに一人で出かけるはずでした。

結局行けなかったけれど、
息子とハンバーガーを食べて、ケーキを買って、
「楽しかった」と言ってくれた時間も、悪くなかったなと思っています。

自分の時間は、またきっと作れる。
桜も、まだこれから。

そう思いながら、
次の晴れの日には、今度こそ——
本当に“ぶらり一人旅”に出てみようかな、と考えています。


それでは今日もありがとうございました( ^_^)/~~~

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