長男の国民年金追納します

お金の話し
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大学4年生長男の国民年金は【学生納付特例制度】をつかって猶予してもらっていました。

今回FP3級の勉強をしていくにつけ、追納してでも払った方がいいなあと思い至りました。年金事務所に電話して話しを聞きました。

ちょっといつもより長くなります。一生懸命調べながら書きました(^^;)

息子の猶予期間

息子は5月生まれなのでさかのぼって令和3年5月から令和6年3月までの35か月分です。

息子の被保険者記録照会

今、追納申請すれば、1月までの黄色マーカー部分だけ申請できます。ピンクマーカー部分のの2,3月までの全期間を追納するには4月以降に申請となります。ちなみに【サ】とは【学生納付特例】の記号ですって。

ただ、注意点として3年度目以降に追納する場合は加算額が上乗せされます。

少しでも金額を増やしたくなければ、今、黄色マーカー部分を申請し追納する→ピンクマーカー部分の2,3月は4月以降に改めて申請する→2度手間になるけれどそうすれば加算はなし。

2度手間が嫌なら、4月以降に全期間まとめて申請し追納する。ただし、令和3年度部分の11か月間については加算額が発生する、とのことでした。

では、その加算額とは?

加算額は数十円?

今は令和5年度ですので、加算額が発生するのは令和2年度より以前の分となります。

令和2年度当時の保険料は16,540円、追納する額は月16,570円となり+30円です。

令和元年度当時の保険料は16,410円、追納する額は月16,460円となり+50円です。

以降その年によって加算額は違うのですが、+10円~+60円となっています。

令和3年度分の追加分はまだ発表されていないので分からないと言われました。

いくら追納するのか?

息子の追納額、分かる範囲で計算してみました。

令和3年度5月~3月分16,610円×11か月=182,710円(+加算額110円~)

令和4年度4月~3月分16,590円×12か月=199,080円

令和5年度4月~3月分16,520円×12か月=198,240円

合計580,030円(+加算額約110円~?)

という感じです。加算額は後になるほど額が膨れますので追納するなら早めが良いようです。といっても、遡れるのは10年前までです。

追納で元は取れるのか?

ここで、そんなに追納して元は取れるの?という疑問です。

息子の場合で試算してみました。

5月生まれなので猶予期間が35か月もありました。

満額支払った人より将来の年金額はいくら少なくなるのでしょう?

795,000円(年間支給額)×35か月(3年弱)÷480か月(40年間)=57,968円

国民年金は65歳になったらもらえます。令和5年度は795,000円で、これはそれまでに480か月(40年間)国民年金を支払った人がもらえる額(満額)です。この月数に満たない人は目減りします。

息子の目減り分は57,968円(年間で)ということになるわけです。

35か月の部分を自分(子供)の猶予月数と置き換えて計算してみると分かりやすいです。

57,968円÷12か月≒4,830円

つまり、普通の人より月4,830円収入が少なくなるので嫌ですよね。

年金は長生きに供える保険のようなものです。

75歳まで生きたら(75歳ー65歳)×57,968円=579,680円

追納額は58万円なのでほぼ同額。

ということは75歳まで生きたら何とか元は取れる。人生100年時代だと考えると追納しておいた方が安心だということが分かりました。

それまでに死んでしまったら?

その時に『ああ、ワシはあの時追納したから○○万円損した!くっそぅ』とは思わないでしょうし、社会に貢献したってことで良しとしときましょう(*´з`)

もし、配偶者がいたら遺族年金がもらえますしね。

所得控除対象です

親が子供の分を追納したとしても当然社会保険料ですから、控除対象になります。

社会保険料控除とは、自分自身、または配偶者や扶養親族の社会保険料を納めた時に受けられる所得控除のことを言います。

日本年金機構HPより

我が家の場合は58万円も追納するのでそれは痛いですが、税率30%とすると174,000円の節税になります!(^^)!サラリーマンにはありがたい節税法ですね。

年金制度は大丈夫なの?

そもそも年金制度って破綻寸前じゃないの?と思ってる人も多いと思いますが、この制度が破綻するとしたら、それは日本が破綻するときで、日本が破綻するときは世界も相当やばいときだと思っています。

私たち世代でさえも親世代と比べたらかなり目減りしています。子供世代になったらもっと額が減らされるんだろうな?とは思います。

数十年後の未来はまったくわかりませんが、制度は変わったとしても何らかの対応はされると信じています。

その時の備えとして自分が出来ることは、しっかり家計管理することだと、FPを勉強しながら強く感じました。

まとめ

・息子の猶予期間は35か月間

・4月に追納すると約58万円支払う

・追納しなかったら月々5千円弱少なくなる

・75歳まで生きたら元は取れそう

・親は税控除対象になる

という結果でした。FPの勉強してよかった!(^^)!



まだまだ途中なのですが、年金のところを勉強していてふと追納した方が息子の将来のためになる!と思ったので、家計を見直しお金を捻出することが出来ました。

何度も書いていますが、次男が大学に進学しなかったことで、家計にゆとりが出ました。

将来遺産相続の時に兄弟で揉めないように遺言書いごんしょは作成した方がいいかもなあ、なぁんて思いました。


最期まで読んで頂いてありがとうございました。図解等を作成する知識がないため、文章で説明するしかなく申し訳ないです。どなたかの参考になれば幸いですm(__)m

それでは今日もありがとうございました。

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