母が旅立ったあと

実家問題
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長い長い私の備忘録を読んで下さった皆様、ありがとうございました。

昨日は息を引き取る瞬間のお話しでした。

実は、その瞬間の数分前から次兄と私の家族に向けてlineでお知らせしていました。

この母の最期を一人で迎えることが怖くて、誰かと共有しなければ不安すぎると思っての行動でした。

母が尽きようとしているのに、私はスマホをポチポチ。『なんて人間だ!』と自分でも思っていましたが衝動は抑えられなかった。

いちいち文字の変換なんてしてられなく、でも、おかげで細かい時間や様子がその履歴を辿ることでブログにも綴ることが出来ました。

長男が『俺行こうか?』と送信してきた時は5,6分前くらい。『もう、間に合わんと思う』と返しましたが『すぐ行く』と、駆けつけてくれました。

私

ああ、たった今、3,4分前に亡くなったよ

長男
長男

おばあちゃん・・・

来たよ・・・

おつかれさま

自転車を飛ばしてきたであろう息子の方がだいぶ冷静でしたね。

ここで私も我に返って、するべきことをしなければと奮い立ち、まずは施設に電話。

ケアマネさんとベテラン看護師さんがすぐに来てくださいました。

ベテラン看護師さん
ベテラン看護師さん

○○さん、よぅがんばったねぇ

頼れる人がいてくれるこの安心感。ほんとにおんぶに抱っこで私は何もできず、今、起こったことをただしゃべりました。

ベテラン看護師さん
ベテラン看護師さん

うんうん、ようがんばった。

○○ちゃん言ってたやろ?お父さんの時は最期の瞬間看取られへんかったって。

でも、お母さんのことはきっと看取れると思ってたよ。

お父さんがきっとそうさせてくれると思った。

今日24日やろ?お父さんも24日やったからきっと今日やと思ってたの。

この方の前では私は二十歳の小娘のようになるのです(実際は少し年上なだけ)

夜間だったらこの看護師さんではなかったし、もし明日だったらこの方はお休みだったし、前日もこの方がいてくれたから『家に帰ろう』と決断してくれたし。

ぜひこの方に母の最期を看て欲しいと思っていたので、私の思いも、そして父の思いも遂げることが出来ました。

偶然に過ぎないとは思えず、すべては父の導きによると思っています。父もこの方に絶大な信頼を寄せていましたから。我が家の問題をこの方はすべて父から聞かされていて、いい話し相手だったのです。

ケアマネさんと看護師さんとがてきぱきと処置をしてくれて、クリニックの先生の到着を待つ間、あれこれと父や母の思い出話をしていました。

父の時は、『うそ?!まさか?!どうしよう?ほんとに死んじゃうなんて!!』という悲しさでいっぱいだったのですが、母の時はすべてを想定していたし、実際3年以上母とは会話ができていなかったし、ベッドで寝ているだけだったので、悲しみよりもちょっとした達成感の方が大きかったかもしれません。

それでは今日もありがとうございました(@^^)/~~~

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