12月の実家の話し

実家問題
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12/1~4日間実家に帰省していました。

母の様子は、良くなっていると言えば良くなったような?悪くなっていると言えば悪くなったような?

何とも言えない状態でした。

母、2語文になる

以前から4ワード『おとうさん』『しっこ出た』『痛い』『かゆい』しか声に出さなかったのに、言葉が2語文に進化してました。

『トイレ替えて』(おむつ替えてのこと)

『背中(腰・足・手)いて』

『背中(腰・足・手)痛い』

『おとうさん』

こんな感じです。なぜかかゆみもひどいみたいで、私がさすってあげてたら、『かきむしって』ということもあります。

私

そんなことあかん、我慢して

と言ったら一瞬黙ります。

5秒ほど黙ることもありますが10秒も黙ってられない。

『トイレ替えて!替えて!!痛い、腰痛い、痛い!!出た!トイレ出た!!出た!!!背中掻いて!おとうさん!!』

このフレーズを繰り返しエンドレス。

1時間言い続けて、5分ほど黙ってると思ったら寝てて、目を覚ましたらまたエンドレスに言い続ける。

母もぐっすり寝れていないと思われます。

もはやBGMでした。かわいそうなのでたまに言うこと聞いてあげましたが、やってあげたら

『痛い、もういい』

と言われ、止めたら5秒で『トイレ出た、掻いて、痛い』が始まるのです。

しまいには、おむつ替えてる途中に『トイレ出た』とか『トイレ掻いて』とかもうめちゃくちゃです(~_~;)

私

ボケが始まったんかな?

父

まだボケてはない。

ほんまに痛いしかゆいしおしっこ出た気がするんちゃうか?

お医者様訪問日に『あなたの名前は?』とか『ご主人の名前は?』とか聞かれたらちゃんと答えられるし、こちらの言うこともよく理解しているとのこと。

理性を抑える脳がやられてしまって、欲望のまま、思いのままに言葉が出てしまうのかなと思います。

私

あんまりそんな無茶言うたら

お父さんしんどいやろ

かわいそうやろ

3秒くらいは黙るけどすぐに始まります。

以前はあまり声が出なかったのに今は大きめの声で、夜通し訴えています。

ご近所さんたちも変わりつつ

母がこんな調子なので、ご近所にも声は聞こえてると思います。

○○さんの奥さん、とうとうボケたんかな?と思われてることでしょう(>_<)

母が仲良くお喋りしていたご近所さんも少しづついなくなり、新しく若い世代のお家が建ち、我が家が古株になってさびれた家になり果ててしまっています。

ご近所にはいわゆる大阪のおばちゃんみたいな方たちもいるのですが、最近は姿を見かけません。

私が歩いてたら

近所のおばちゃん
近所のおばちゃん

いやあ、帰って来てるの?

大変やなあ。

せいぜい親孝行したりぃ

みたいに元気にお喋りしたものですが、どの人もすっかり姿を見かけなくなりました。

新しく引っ越して来ている知らない人が増え、なんだか悲しい感じです。

結局実家の近況は?

母の頭は何ともややこしいですが、中心静脈栄養の点滴だけで、顔色も良く声も大きく、命の覚悟をしないとと思ったこともありましたが、その心配は今のところない気がします。

今度は父の方が心配です。ホントに寝れていないし、私がいる間は家事をしなくてよいので、ソファに座ってスマホをいじり、YouTubeを見ていますが、気づいたらスマホを手に持ったままうつらうつらしてます。

夜は続けて1時間も寝れてないんじゃなかな?

元気でおしゃべりだった母が、NHKのドキュメンタリー番組に出てくるおばあさんみたいに、ただ横たわってうだうだ言っている老婆になり果ててしまっており、これが現実かと怖くなります。

テレビの中で起きている世界がまさに我が家で起こっているってことが不思議です。

み~んな順番に巡ってくるもんなのですね。

兄弟たちは何も変わらず、男所帯の適当な暮らしです。

次兄は少し潔癖なところがあるので、我が家にはあらゆるところに除菌スプレーが置かれ、予備の除菌液も業務用のでっかいのがキッチンの隅に置かれててびっくりします。

長兄もまったく変わらず週5回デイサービスに通っており、今後どのようになっていくのか不安です。

そういえば、今回、洗濯槽を大掃除しようと専用クリーナーでつけ置き洗いしました。

汚れがひどい時は一晩漬けたらいいと聞いたので、洗濯機の上に空の洗濯槽クリーナーとメモ書きを乗せておきました。

長兄が自分の洗濯物を洗濯機に放り込む可能性大だったので。

翌朝、洗濯機を見たら、まずメモ用紙がびしょ濡れです。

ああ、やっぱり中に放り込んだな、と思いましたが、洗濯機の中に下着が入っていません。多分気づいて取り出したんだろう。取り出した下着はどこへ?

もしかしてと思ったら案の定、母が洗濯物入れに使ってたバケツの中に入ってました。

今現在、ここに入れても誰も気づかないのに、兄には濡れたパンツをどうしていいか判断できず、子供の頃に母に言われていた通り脱いだ物はこのバケツへ、という教えをしっかり守ったってことなのでしょう(-_-;)

ちょうど父が通りかかったので、ちょっと愚痴を言ったら、

父

それでか!!

この辺びちょびちょやったんや!

俺が拭いた

私

自分が濡らしたところぐらい自分で拭くことも出来へんの?

どうなってんのやろ?

父

あいつにそんなこと期待してもあかん

他の人が困るとかまで気が回らんのやから

ますます、父母がいなくなり、兄たちはどうするのか?どうしたいのか?も話し合えず、実家がゴミ屋敷みたいになることが容易に想像できて、怖くなるばかり・・・

男所帯、に恐ろし

ちなみに、長兄のパンツはしっかり塩素にやられて黒いパンツだったのに茶色の迷彩柄みたいになっておりました(⊙_⊙;)

それでは今日もありがとうございました(@^^)/~~~

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一日でスーパーの食パン一袋とロールパン5個を食べてしまう父にほんのお年玉代わりに注文しました(❁´◡`❁)

コメント

  1. grey より:

    おはようございます!
    私も実家に帰省すると周りの状況がどんどん変わっていってるなぁ~と感じます。
    近頃は父がもうすっかり長老扱いで、何かあるとみんな相談に来ると言っていました(笑)

    お母さまも苦しいしつらいのでしょうね。
    ただ、お父様の身体もご心配ですね。
    お父様が献身的に介護なさっている姿、もう、尊敬です!
    きっと、お疲れだろううなぁ~と・・・
    私も介護経験がありますが、やはり周りの助けは必要でした。
    えみんちょさんも色々大変だと思います。
    でも、お父様もえみんちょさんが手伝いに来てくれるので、心強いと思いますよ~
    どうぞ風邪などひきませんように、お身体大事になさってくださいね。

    • えみんちょ えみんちょ より:

      greyさん、ありがとうございます

      ご近所さんから頼りにされているお父様、元気でうらやましいです(*^_^*)

      私はこうしてブログに思いをぶつけているので(笑)父がどんなにグチグチ言おうと
      『ブログネタになるわ』と思って発散できています。

      年末年始パートの仕事も大変ですよね。
      お互い踏ん張って乗り越えていきましょう( `ー´)ノ

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