3年ぶりの再会。息子の中に芽生えたもの

双極性障害
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昨晩、次男が高校時代の友人たちと飲みに出かけました。

みんなと会うのは3年ぶり。

まだ次男が前の会社で働いていた頃に、みんなで会って以来です。

その時は、仕事の愚痴は喋ったりしていたけど、深刻なことは何も言ってなかった。

次男自身は

「これで、もうみんなとは二度と会えない。今日が最後だ。」

と思っていたそうです。

そんな気持ちを抱えながら、3年前にみんなと会っていたんですね。

それが今回、またみんなで集まることができた。

それだけでも、次男にとっては感慨深いものだったのでしょう。

みんなの顔を見た途端、これまでのことが一気に込み上げてきたのかもしれません。

お酒も入って、次男はみんなの前でグスグスと泣いてしまったそうです。

私はその話を聞いて、

「そりゃ泣くよな……」

と思いました。

「もう二度と会えない」と思っていた友達に、もう一度会えたんですから。

それだけでも、なんだか胸がいっぱいになります。

そして、朝6時すぎに帰ってきた

そんな久しぶりの再会。

いったい何時まで話していたのかと思ったら、帰ってきたのは朝6時すぎ。

……ということは、かなり楽しかったのでしょう(笑)。

「ああ、本当に回復してきたんだな」

と、しみじみ思いました。

そして、その後は夕方までぐっすり。

夕食のときに、話を聞きました。

友達に、全部話したらしい

どうやら次男は、友達にこれまでのことを全部話したそうです。

辛かったこと。

人生に絶望してしまったこと。

仕事を辞めたこと。

ずっと家にいたこと。

お酒の力も少しあったのでしょう。

泣きながら、これまでの辛かった日々を打ち明けたそうです。

私

みんな、びっくりしたやろう?

次男
次男

詳しいことは知らんかったみたいやけど、
仕事辞めてずっと家にいるらしい、
くらいは知ってた

それでも、みんな何も否定せず、優しく話を聞いてくれた。

親身になって話を聞いてくれて、受け止めてくれた。

成人式に行かなかった理由も、分かってくれた。

たぶん次男にとって、それはとても大きなことだったのでしょう。

今まで誰にも言えなかったことを全部話して、全部聞いてもらった。

そして、受け止めてもらえた。

次男
次男

ホントに会ってよかった。
全部スッキリした。

そして、息子がこんなことを言い始めた

その話を聞いていたら、こんなことも言い始めました。

次男
次男

お兄ちゃんと同じ仕事(精神保健福祉士)
ってわけじゃないけど、
俺も人の役に立てるようなことがしたい。

特に、自分みたいに人生に絶望して、
死ぬことしか考えられなくなってる人に
寄り添ったり悩みを聞いたりできるようなことがしたい。

お金にならなくてもいいから、
アルバイトを掛け持ちとかして、
なんとか生きていけるだけは稼いで。

そしてボランティアか何かわからんけど、
とにかく俺みたいな人の力になりたい。

生きていたら、きっといいことがあるって教えてあげたい。

本当に、あのとき死なずによかったと心から思える。

そう言いながら、また泣いていました。

私は黙って聞いていました。

……なんだか、夢を見ているような気持ちでした。

ほんの少し前まで、

「この子は、この先どうなるんだろう」

とばかり考えていたのに。

外にもなかなか出ず、ゲームをしている時間が長くて。

仕事を辞めてからも、なかなか次の一歩が踏み出せなくて。

そんな息子が、

人の役に立ちたい

と言っている。

しかも、

自分と同じように苦しんでいる人を助けたい

と言っている。

そんな日が来るなんて、思ってもいませんでした。

もちろん、母は心配もする

ただ……。

嬉しい反面、私はやっぱり心配です。

なにしろ、次男は気分の浮き沈みが激しい子です。

今は、久しぶりに友達と会って、たくさん話をして、気持ちを聞いてもらって、お酒も入って。

ずっと抱えていたものを吐き出して。

スッキリして、気分爽快!

「よし、俺も何かしたい!」

という気持ちになっているのでしょう。

それは、とても喜ばしいことです。

でも私は、

「今はいいけど、一人暮らしを始めて、もし何か嫌なことがあったら……」

「そのとき、また一気に落ち込んでしまったら……」

と、ついつい先のことを考えてしまいます。

嬉しいことなのですが、今度はその反動まで心配してしまう。

母というのは、そういうものですよね。

ほんの少し前は「手先を使う仕事がしたい」と言っていた

ほんの少し前までは、

「大阪でハローワークに行って、自分の得意なことを活かせる仕事を探してみる」

と言っていました。

次男は手先を使うことが得意なので、私は以前から、

「何か職人さんのような仕事をして、技術を身につけたらいいんじゃないかな」

と思っていました。

だから、できればそういう方向に進んでくれたらいいな……なんて、勝手に思っていたんです。

ところが、今度は、

「人の悩みに寄り添いたい」

です。

いやいや、ちょっと待って。

大学も専門学校も行っていないあなたが、どうやって?

……と、正直ちょっと思いました(笑)。

でも、「どうやってそこへたどり着くのか」は、本人が探していくことなんですよね。

私は何も言いませんでした。

ただ、

私

もし学校に行くとか、
勉強したいってことになったら、
お金のことは何とかするよ。

まだまだ若いんだから、
今のうちに思いっきりチャレンジしたらいい。

それだけ伝えました。

みんな、それぞれの人生を頑張っている

大学生なら4年生の年です。みんなそれぞれ人生の分岐点にいるそうです。

就職が決まって東京で頑張る子。大学辞めて親の稼業を継ぐべく修行中の子。車の営業マンになっている子。

みんな、それぞれの場所で頑張っている。

そんな話をたくさん聞いて、

「自分も何かしたい」

と思ったのでしょう。

誰かと比べて焦ったというより、

「俺も自分の人生を何とかしたい」

という気持ちが芽生えたようです。

それだけでもう泣けます😊

どうなるかなんて、誰にも分からない

これから次男が何をするのかは、まだ分かりません。

大阪で仕事を探すのか。

手先の器用さを活かした仕事に就くのか。

人の悩みに寄り添うために、何か勉強を始めるのか。

アルバイトをしながら、ボランティアをするのか。

もしかしたら、全部やってみて、途中で「やっぱり違う」となるかもしれません。

それでいいと思っています。

まだ21歳。

いくらでも方向転換できます。

私が決めることではなく、次男自身が悩みながら、自分の道を探していけばいい。

私はただ、その背中を押してあげられる母でいたいと思います。

3年前には、

「もう、みんなとは二度と会えない」

と思っていた息子。

その息子が3年ぶりに友達と再会して、朝6時まで一緒に過ごして、みんなの前で泣いて。

そして帰ってきた息子が、

「本当に、あのとき死なずによかった」

と、自分の口から言った。

それだけで、私は十分です。

もちろん、これからも浮き沈みはあるでしょう。

うまくいかない日も、きっとある。

大阪で一人暮らしを始めて、辛いことにぶつかる日もあるかもしれません。

そのたびに、母はまた心配することと思います。

でも今は、

「どうなるか分からないけど、やってみたい」

という気持ちが息子の中に生まれたことを、素直に喜びたいと思います。

そして、

生きていたら、きっといいことがある

そう言った息子の言葉を、私も信じてみようと思います。

まだまだ人生は始まったばかり。

次男のこれからが、どんな道になるのか。

母にも、まだ分かりません。

でも、どんな道を選んでも、

「やってみたい」

と思ったことには、できる限り挑戦させてあげたい。

これからも、心配しながら、ハラハラしながら、時には口を出したくなるのをぐっとこらえながら(笑)、次男を応援していこうと思います。

さてさて。

次男の大阪一人暮らしまで、あと少し。

この先、いったいどうなっていくのやら😅

それでは、今日も長文を読んでいただき、ありがとうございました( ^_^)/~~~

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