30年前のひったくり噺

パートの仕事
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今日はパートが18時半までだったので、歩こうと思えば歩けましたが🙄

歩いて通勤ということは普段より20分早く家を出なければなりません。

それが出来たら苦労はしない。

お弁当作ったりコーヒーを入れたり、歯磨きしたりトイレ行ったり・・・

結局いつもの時間に家を出て車で職場へ向かう。

また歩けなかったという自己嫌悪な気持ちが尾を引いていたので、せめて駐車場からお店まで少しでも長く歩こうと、200メートルほどの距離を一番遠いところに駐車して50mばかし延ばす。

やれやれ、いつもよりちょっぴり長く歩けました(/ω\)



まだ歩きやすい気候ではありますが、仕事がラスト(帰宅が22時ごろになる)の日はどうしても歩いて帰りたくはありません。

大昔26歳の時のことです。仕事帰りの飲み会後、駅から家までの帰り道にひったくりにあったのです!!

その日に限って特に人通りが少なく思えて、なんとなく嫌な雰囲気を感じつつ家路を急ぎました。途中で誰かが後ろに付いて来ている気がして振り返ったけど誰もいません。

その通りはいつも路上駐車している車が数台あるのに、その日は一台も停まっていなく、ますます嫌な雰囲気を感じながら歩きました。

そして、信号機のない横断歩道を渡ったところで、やはり誰かがいる気がして振り返ると茶髪で迷彩ズボンをはいた若者が立っていました。

私

あれ?

いつの間に?!

と思いながら警戒しつつ、肩に掛けていたトートバッグを手でぎゅっと持ちながら歩きだしたら、ダっと走ってくる音が聞こえたかと思うと、後ろから羽交い絞めで口を押えられたのです(T_T)

この時の私の驚きようと言ったら文章ではうまく表せられないけれど、声にならない声をはりあげました。

気がついたら、その男は私のかばんを引っ張っていましたので『盗られてたまるか』という気持ちだけで私はカバンの柄の方を、男はカバン本体をお互いぐいぐい引っ張り合っていました。

そしたら、カバンの柄がブチブチブチっと切れて、本体だけ抱えて男は走り去って行きました。

夜の11時半頃でしたので、住宅街の家々はまだ灯りが付いていたし、私は大声で

私

どろぼう!どろぼう!!

と叫びながら跡を追いましたが、のろまな足ではあっという間に逃げられてしまいました。

走ったまま冷静になり、近所の交番へ駆け込み(無人)そこから110番通報。

5分ほどでお巡りさんが到着しましたが、まあ、犯人もカバンも結局は見つかりませんでした。

口を押さえられたことを言うと、

他には何もされなかったですか?

とにかく無事でよかった

ナイフとか持ってたら大変なことになってたよ

と言われました。

本当にカバンを盗られただけで良かったのです。口を押さえられた時、どこかに引きずり込まれるんじゃないかと怖くてしゃがみこんだので、ズボンの膝が破れて、少し血が出ていました。

そんなこともお巡りさんに聞かれるまで気づかなかったくらいです。

その後、お巡りさんから親へ電話してくれて、家まで送って頂きました。

こんな夜道の女の子の一人歩きはあかんで

僕でも怖いわ

と言われ、本当にそうだと思い、今生きているのが奇跡だとつくづく思います。

翌日から、家から駅までの道のりを自転車に変え、駐輪場も自腹で契約しました。徒歩12分の距離でしたが、もう歩くなんて出来ませんでした。

そういうわけで、暗くなってから歩くことに抵抗があり、後ろに誰かが近づいてくると今だに心臓がバクバクしてしまいます。一種のPTSDですね。

昼間の買い物に行くのさえ、後ろから誰か来たら心臓が高鳴りますし、30年経った今も決して忘れることはありません。

若い女の子だけが狙われるんじゃなく、お年寄りなど弱者につけいる悪いやつはいっぱいいます。

外を歩くときは気を引き締めてすたすたと歩くことを心がければ、運動にもなるし、防犯にもなると思いますのでこれを読んで下さった皆様もどうぞお気を付けくださいm(__)m

それでは今日もありがとうございました(@^^)/~~~

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P.S. やっと私の【ひったくり噺】を書くことができました。いつか書かねばとずっと思っていました😅

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