コロナ感染

父は母のお世話を孤軍奮闘中なのに娘である私はなかなか帰省できず。そもそも遠方に家を建てたことが最大の親不孝で自分勝手だったと後悔中。そんな中でも、父の愚痴を聞きながし、自分のこともがんばりたい欲張り主婦の話です。

コロナ入院していた母が退院してきました。認知症が進んでいないかと心配でしたが大丈夫そうです。でも、さらに体力は落ち、気力もなく、目がぼうっとして寝ているだけの母。施設側から胃ろうの話もされてる父はますます不信感がつのっています。

父の悪いところばかり見えてくる。しかし本質は老いの裏に隠れているのだ。この部分が私に突き刺さりました。でも、父が言う愚痴に疲れて、父と電話するのが億劫で実家にそろそろ帰ってあげたいのに、心が重いのです。そんな時この本に出合いました。

母の在宅介護開始から1年2か月。なんとか平穏に暮らしていた私の実家の家族たち。そんな時、母がコロナに感染してしまった。父兄たちは濃厚接触者でどうなるのか？感染3日目で突如入院。介護中の人が感染してしまった時の残された家族の右往左往を綴ります。

父の強い思いで、寝たきり要介護５になった母を自宅で介護することになり、本当にいろんな方にお世話になりながら今日までやってこれています。介護のことを何も知らない私たち家族が右往左往しながら、最愛の母に笑顔になってもらいたいと奮闘する日々です。