今回どうして私が長兄の年金問題で年金事務所に相談に行ったのか？
兄は2年前に発達障害で障害2級と認定され、障害年金をもらえるはずと当時父が奔走して手続きしたのです。ところがどういうわけか障害年金2級の816,000円ではなく特別給付金50万円ほどしか受給できていません。
それを兄に聞いても言ってることがよくわからず、兄の相談員さんが、もしかして申請ミスとかじゃないか？と心配されていました。
年金事務所の方にあれこれ事情を説明し、聞いてみました。
兄は大学を27歳で卒業しています。それまで国民年金は払っていませんでした。当時学生は任意であったため払っていた人の方が少ないと思います。
兄が初めて精神疾患(強迫神経症)で病院を受診したのが20歳頃。当然国民年金は払っていないというか、未加入状態でした。
その病院の初診日に年金に加入していなかったため、40年経って障害年金を申請してみても受給できるという判断にはならなかったのだと思われ、それではあんまりなので特別給付金という形で少ない金額ではあるけれども受給できている、ということがわかりました。
やっと腑に落ちました。当時から免除だの猶予だのという制度があったのかどうかはわかりませんが、その初診日において、年金未加入ということで、障害年金はもらえていないのです。
20歳になった時点で国民年金に加入または免除や猶予の手続きをしていたらもらえていたはず。もしくは病院の初診日が20歳未満であれば手続き等関係なくもらえていたようです。
そこを嘆いても仕方ない。
年金事務所の方は、金額を上げたければ、新たな障害が発生して新たに申請して通れば障害年金がもらえるかもしれない、とか、今の2級より程度が重くなっているとお医者様が診断して1級と判断されれば額が少し上がるでしょう、とか、いろいろな可能性をアドバイスしてくれました。
まあ、その可能性はほぼゼロですけど。一人で生活できているし、性格は昔からなんにも変わってはいませんのでね。
今後、申請とかするような事態になったとしても、兄の相談員さんが助けてくれるとおっしゃっていたので安心はしています。
ちなみに、兄の現在の国民年金の払込期間は417か月。480か月が満了です。足りない分を少しでも増やすため65歳まで年金を払い続けるので、そうすれば450か月分になります。
450÷480×816,000（今年度の年金額）＝765,000
年金は物価変動に合わせて毎年2％程度上がっているそうで、今年度の金額で試算してみました。
3年後に老齢年金をもらえるようになると、障害の特別給付金はもらえなくなります。
あとは兄の貯金で生きていくしかありません。持ち家があるし生活費は父の遺産(あと10年くらいはあるか？)でなんとか暮らせているので、それ以上先のことを心配しても滅入るだけです。いつ病気になるか分からないし。
兄がいったいいくら持っているのか？気になるところだけどさすがにそれは聞けないしね。
今回、委任状に年金加入期間にしか〇を付けていなかったので、何もわからないのかと一瞬絶望しましたが、話しているうちにいろいろ教えて下さり、最後には『次からは最低1.2.3.と8.に○を付けて聞きたい内容を簡単に書いて来てくれたら、たいがいのことは話せますよ』と教えてくれました。
『今日は、隠すみたいなことばかり言って申し訳ない』ともおっしゃっていました。
私こそ、初めにイラっとした言葉を投げてしまってすみませんです。
老齢年金については毎年年金定期便があるし、ねんきんネットを登録すれば、兄でも私でもパスワードがあれば確認できると言われ、それも設定してみようと思います。
今回分かったことを兄たちと相談員さんにも報告しないといけません。ブログには書いたのに肝心の報告を後回しにしている私です。
それでは今日もありがとうございました(@^^)/~~~
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