2/1~2/5まで実家の様子を見に帰っていました。
特に変わりばえしない我が実家です。
母、言葉数増える
薬の関係なのか、なぜか言葉の種類が増えました。
基本は『トイレ替えて(おむつパット交換して)』ですが、回らない舌ながらも
『よう帰って来てくれたなぁ。嬉しいわぁ』
『○○○(私の次男)は大きなったんやろうなぁ、会いたいわぁ』
こんなこと、寝たきりになってから2年半言ったことなかったので、どういう風の吹き回し?
でもまあ、『トイレ替えて』『お父さん!』をエンドレスに言ってる時がほとんど。
母のことはそんなに書くことはもうないのですが、父のことはあります。
っていうか、父から聞く愚痴のはけ口が私にとってはこのブログになっております🙏
長兄にみかんを食べられたと愚痴る父
ひと月ほど前にみかんの大袋を買っていた。食べよう食べようと思っていてもタイミングが合わず食べ損ねていた。だんだんと少なくなっていき、とうとうなくなってしまった。
○○(長兄のこと)が食べてしまいよったんや。
あいつは金は出さんくせに他人のモンばっかり食いよる!
食べ物の恨みは実に恐ろし
この話し、5日間いる間に3回聞きました。しかも、1回は私の長男が晩ご飯を食べに来てる時でした。
長男は何も言いませんでしたが、私は恥ずかしかった。こんなおじいちゃんでごめんね、って気持ちです。
私はあんまり情けないので、
まあ、いいやんか。
だいたい、そんなに長いこと
みかん置いてたら痛んでしまうやん?
腐る前に食べてくれてありがとうって思っときぃ。
父は不満げでしたが何も言い返してきませんでした。
お正月の福袋のパンを全部独り占めした話しもそうですが、ホントに食べ物のことになると理性を失います。
大昔、私が小学生の頃、父がお土産で買ってきたたこ焼きを私が半分以上食べてしまったら、えらい怒ってたことを思い出しました。ねちねちと文句を言われたような記憶。
この時、『お父さんの買ってきたものは2度と食べるか!!』と思ったものです。
すぐにお金の換算をする父
昨日、父から電話がありました。母が発熱して喉が痛いと言ってると。
一応、コロナの検査と血液検査をしてもらって今は結果待ち。
もう絶対に入院はさせないと言います。入院したってろくに看てもらえんのに金ばっかり取られると。
去年のコロナ感染時の10日間の入院で
110万円くらい病院は儲かってる。
一日当たり11万円や。
ほんまにええ商売や。
実際、診療報酬は国が決めているのでその病院がぼったくっているとかは分かりませんが、すぐにお金の話しになって羨んだり恨んだりするので、情けないというか悲しいというか(-_-;)
実際の負担は1割だし高額療養費制度もあるので目くじら立てる程の金額ではないと思うのですが、実際に病院が国から得る金額が100万超えっていうのが腹立たしいようです。
しかもその入院のせいで床ずれがひどくなってしまい、今だに痛がっているのですから、よけいに腹立つみたい。
こんなこと他人様には言えないので私が聞いてあげるしかありません。
いつも母に睡眠の邪魔をされているので、昼間はソファに座りながらうつらうつらしている父ですが、何を言っているかわからないけれど、寝言で言ってる愚痴が激しい(>_<)
体は寝ているけど脳は覚醒しているんでしょうね。頭に浮かぶ妬み嫉みひがみが口から出ているって感じです。
みんなによくしてもらっている
- 訪問看護施設から看護師さん2回/日
- 口腔ケア1回/週
- マッサージ師3回/週
- お医者様2回/月
母一人にこれだけの人が携わって頂いてます。
入れ代わり立ち代わり家に人が来るので、これはこれで疲れます。やはり、家の中に人が入るのって気疲れです。父の疲れも相当だと思います。
それでも、『絶対に入院はもうさせない。家で看る』と頑なに言っております。
そして、来ていただいているそれぞれの方たちが、父の話し相手になってくれて、母のことも大切に面倒見てくれています。
これらがなければ自分たちだけで介護するなんて到底無理です。
在宅介護当初の数か月間は、施設に対してものすごい不満を言ってた父ですが、最近はまったく言わなくなりました。
初めの頃に来ていた30代の男性看護師がどうにも気に入らなかったのが原因です。
今も看護師さんはだいたい派遣で、入れ替わりも激しいのですが一生懸命にお世話してくれてます。
今後益々人口が減って介護の仕事に就く人もいなくなるんだから、私たちが老人になる頃には、お世話してくれる人なんていないでしょう。
他人さまのお世話にならないよう、自立して生きていけるよう健康に留意していかなければです(*´▽`*)
それでは今日もありがとうございました(@^^)/~~~
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