今日で阪神淡路大震災から30年です。
もうそんなに年月が経ったのかと驚きますね。
あの地震以来、日本が地震大国だと思い知らされ、いつ死ぬかもしれないから毎日を精一杯生きなければ、とか、不本意で亡くなった人に恥ずかしくないようにしなければ、とか、思ったりしているくせに、日々の暮らしはなんとなく過ごしてしまっています。
それでも、あの日のことを忘れず気を引き締めなければと思った今日の日です。
合掌
今朝は一度5時37分に目が覚め、『まだまだ寝れるやん』と目をつむるもなんとなく寝付けず、もう一回時計を見ると5時46分でした。
ふと、『あ、阪神淡路大震災の時間や』と思い出し、(関西人あるあるでしょうか)テレビをつけて見ましたら黙とうをささげている最中の映像が流れていました。
その後、大学卒業寸前で被害に遭い亡くなった女性のことが放送されて、お父様(82歳)がインタビューに答えていました。
『何でも好きなことを一生懸命して、たった22年弱しか生きてないけど、人の倍くらい生きたような人生やったなあ』とおっしゃっていました。数々の写真を見ながらお父様が娘さんを称えていらっしゃる姿を見ていたら、自然と涙が溢れ出ます。
我が子を先に失くした親の気持ちとか、父母には私たち兄妹のことをこんな風に自慢に思わせてあげられなかったなぁ、とか考えちゃいました。
そして震災と言えば、数日前にブログに書いた【心の傷を癒すということ】というドラマの録画を見ました。
阪神淡路大震災で奔走された安 克昌さんという精神科医が志半ばの39歳でがんで亡くなるまでのお話しです。
当時、何もマニュアルがなかった状態の中で、悩みながらも人々に寄り添い、【心のケア】という問題に取り組まれたり、そんな中でも家族の絆や父との葛藤など、見ごたえのある素敵なドラマでした。
なんといっても、柄本佑さんの演技が素晴らしくて、口数は少なく穏やかな人柄を巧みに表現されていて、柄本さんがご本人にしか見えません。避難所での問題や心の病などやりきれない場面もあるのですが、人々の知恵や希望も描かれており、ラストは本物の成長したお子さん3人が登場して、とても希望の持てる終わり方でした。
しばらくは録画を消さずに余韻を楽しみたいと思います。
余談ですが、尾野真千子さんと濱田マリさん二人のシーンが史上最高の朝ドラと名高い【カーネーション】の糸ちゃんと勘助のおばちゃんに重なり、なんだかウルウルさせられました。(わかる奴だけわかればいい🤣)
とまあ、ドラマのことになると熱く語ってしまい皆さまを置いてきぼりにしてしまいがちになるのでこの辺でやめときます。
それでは今日もありがとうございました(@^^)/~~~
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